Sustainable textile Wasabi
和さ美(Wa-Sabi)テキスタイル
京都発、着物の残糸から生まれたサステナブルテキスタイル。
日本の伝統から生まれ、さびという日本独特の美意識を体現する生地 “和さ美”と海外で日本語として定着している”WASABI”とを掛け合わせて命名された生地は遊び心にも満ちた新素材です。※商標・特許出願中
Product Story
私達が着物という日本の伝統産業に携わっていることから、廃棄が問題になっていた着物の残糸を用いたテキスタイルを産み出したことを皮切りにプロジェクトがスタート。
そこから見渡してみると衣類に限らず世にある多くのものが糸という形状で構成されており、その残糸は同時に産業廃棄物問題にもなっていました。それらの糸は綿から金属にいたるまで種類や形状が多種多様であることから、私達はその多様性を利用し、それぞれの素材特性の組み合わせにより、光の透過性を有したシート、印刷後そのまま壁紙にもなるシートをはじめとした、外観や質感等これまでにない変幻自在の美と機能性を生み出すことが可能なテキスタイルを開発しました。3Rをはじめとした持続可能な社会、資源の再利用はもとよりこれまでは交わることのなかった素材や用途の異なる糸が生み出す新たなテキスタイルは、現代という多様性の時代を体現する新たな素材でもあります。
着物の製造過程でどうしても生じてしまう残糸。
このシルクの残糸の活用を生まれたのがサステナブルテキスタイル、和さ美です。
また残糸を使うことに留まらず、新品の着物用の糸を使用することで、伝統産業を活性化し、伝統産業の存続の一端を担うことが可能になる。環境にも伝統文化の存続にもつながるテキスタイルです。
シルクの残糸を裁断し、特許出願中の特殊な技術により圧縮することで新たなテキスタイルが誕生します。
色の組み合わせの他、糸の種類や異素材と組み合わせを行うことで様々な表情を演出することが可能です。
ユニークな表情と機能は糸と紐の組み合わせと加工次第で凹凸の表現など変幻自在。壁紙や障子等内装、アート、小物やラベルと使用範囲は無限大。透過性を持たせた生地はランプシェードにも和紙、箔といった他の伝統工芸の廃材と技術のコラボも実現
活用事例
白の糸で制作することで直書きや印刷も可能となり、絵画や書道などのアーティストの作品作りや、プリントのメディアとしても利用され、額装せず壁に直貼りも可能です。
透過性のある生地はデザインを印刷するだけでランプシェードにも。手作業のような大まかなデザインや、カットすることにより精密なデザインも。抜いたシートは障子紙の代わりとしても利用可能です。織物だけにとどまらず、金属やカーボンや光ファイバー、楽器など他分野で処分される残糸等、産業横断的な廃材のアップサイクルも可能に。
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