そういえば森林堂についてまとめたことがなかったので森林堂についてです。
森林堂は現在30歳のデザイナー2人と50代のデザイナー1人、あとインクジェットテキスタイルプリンターのオペレーターの4人で合同会社森林堂という小さなキモノ、テキスタイルのデザイン事務所をやっております。
前身はリュウグラフィックという先代のキモノデザイン事務所が母体となってます。先代は独立と同時期にインクジェットテキスタイルプリンターでのキモノ制作を開始しており、業界の中でもインクジェットというカテゴリーに限れば、かなり早期からインクジェットを手がけていました。デザイナー主体のインクジェットプリント工場というキモノ業界的にもテキスタイル業界的にも珍しい部類の事務所になっております。
僕はというと、京都市立芸術大学美術学部総合芸術学科、同志社大学大学院ビジネス研究科を卒業後本格的にキモノの世界に飛び込みました。普段の仕事の中でなかなか大学時代の研究やMBAの知識は役に立つことは少ないですが笑
大学院卒業後すぐにキモノの世界に入ったものの、1、2年も経たないうちに、先代とそれまでにいたスタッフが仲違いとなり、父も体調を崩し、僕と大学時代の友人、僕の妹の3人という全員20代の世界一若いキモノデザイン事務所時代もありました(一時期キャッチコピーにしてましたが特に認知されてなかった)今さらながら頼りない僕等を辛抱強く付き合っていただいた得意先の皆様には感謝しきれないです。
そんなこんなで、紆余曲折しながらモノづくりを続け、リュウグラフィックを継続しながら、2014年に合同会社森林堂という看板を掲げ、現在に至ります。ようやくできることの幅が広がってきたかなという感じですり
大学の在学中からアルバイトとして先代の仕事を手伝っていた時から数えればおよそ10年以上はキモノの世界にいることになります。まだまだできないこと多いですが日々森林堂としてのデザインをやっております。
またキモノを主軸と置きつつも、自分たちの可能性を広めるべく、インクジェットの知識と経験を活かして1mからオリジナル布が作れるサービス布labの運営。
自分たちのデザインを活かして、昨年度からは海外の展示会に自分たちのテキスタイルデザインを出品し、自分たちの可能性を広げるために活動もしております。(※2017年にはドイツはフランクフルトで開催されるハイムテキスタイルというホームテキスタイルの展示会に自らブースを構えて出品いたします。)
キモノとインクジェットとキモノを森林堂の中心に据えて今後も活動して参ります。何かしらお仕事とかのご依頼等あれば是非、声かけてください。
お仕事のご依頼は、contact@shinrindo-kyoto.comへ
そんなこんなで森林堂の紹介でした。